意識高い系ズボラのwaNABE(ワナベー)です。
実は最近、転職活動を始めることを決意しまして、最近はそれに関係することを調べたり考えたりすることが多くなりました。
(なぜ転職活動を始めるに至ったかはまた別の記事に書こうと思います)
ところで、あなたはこの日本の労働市場(転職市場)における自分の市場価値を把握してますか?
1つの目安としては今の年収が参考になりそうですが、本当のところそれが適正な数値になっているという保証はないですよね。
今回は自分の「市場価値」を「知っておくべき理由」と「知るための方法」について書いていこうと思います。特に、市場価値を診断するためにMIIDAS(ミーダス) という無料サービスを使いますので、その使い方も徹底レビューしたいと思います。
自分の転職市場での価値を知っておくべき理由
自分の市場価値を知っておくべき理由は主に以下の2つがあります。
適正価値より少ない年収しかもらってない場合損していることになるから
もし今の自分が、「実はもっと給料を貰うだけの価値がある人材なのに、実際の年収はそれより少ない」という状況に置かれているとしたら、それはとても不幸なことじゃないですか?
でも、自分の適正な市場価値を知っていないと、気づかないうちにそういうことが起きてしまいます。
それはとても損していることになりますので、できれば避けたい状況ですよね。
今は誰もが転職を常に意識しておくべき時代だから
変化の激しいこの時代では、いつ、どこで、何が起こるかわかりません。
特に気をつけておかないといけないのは自分の生活を脅かすリスクについてですね。
ざっと考えるだけでも以下のようなリスクが挙げられます。
- 突然会社の業績が悪化し始める
- 突然会社の不祥事が明るみになって、会社が傾く
- 地震などの天災の影響で会社が傾く(国外の工場なども含む)
- チャイナリスクのような事態
これらのようなコトが起きて会社という船が沈没し始めたときに、いち早く脱出するためにも(=スムーズに効率よく転職できるようにしておくためにも)、自分の市場価値を知っておくことは非常に重要になってきます。
そんなレアな出来事は自分には関係ないことだと思っている人が大半かもしれません。
しかし、それは「自分に限っては地震に見舞われることはない」と信じて、何の防災もしない人と同じです。
それは希望的観測であって、一切の論理性を欠いています。
地震と一緒で「起きてしまってからでは遅い」のです。
こちらの記事は実際にぼくの会社に起きた「まさかの出来事」について書いています。
合わせて読みたい
【実録】ホワイト企業がブラック企業に変わる瞬間。転職の準備だけはしておくべき理由
自分の市場価値を知る方法
ひと昔前なら自分の市場価値を客観的に見るのは難しかったのかもしれません。
しかし、現在ではキャリアに関する大量のデータの蓄積とそれを使った便利なツールによって、自分の市場価値を知ることが可能になりました。
それが、今回紹介するMIIDAS(ミーダス) というサービスです。
MIIDAS(ミーダス) を使えば、キャリアに関する簡単な質問に答えるだけで(所要時間3~5分程度)、自分の市場価値(想定年収)を診断することができます。
長々と記述するような質問はないのでかなり気軽に診断を受けることができます。
他にも、
- その診断結果と様々な企業の求人要件を照合し、要件にマッチする企業を自動でピックアップしてくれる
- 特によくマッチしている企業から面接確約のオファーが届く
などいろいろな機能がついています。
しかも、これらのサービスの利用はすべて無料です。
MIIDASを運営するのは転職大手のDODAを手がけるインテリジェンス社です。
同社が持つ7万人の転職実績データや200万人の年収データがあるからこそ、このようなサービスを作り上げることが可能だったんでしょうね。
MIIDASの利用方法の流れ
キャリアに関する簡単な質問に回答(所用時間3~5分)
↓
すると、
①自分の市場価値(想定オファー年収)
②選考条件に合致した企業数
③面接確約オファーを出してきた企業数
が見れる。
*ここまでは会員登録なしでできる
ーーーーーーーーーーーーーー
↓
ーーーーーーーーーーーーーー
*ここからは会員登録が必要
- ②の選考条件に合致した企業の名前・詳細が見れるようになる
- ③の面接確約オファーを出してきた企業の名前・詳細が見れるようになる
- より詳しいプロフィールを入力することで企業からのオファーが来やすくなる
- 様々な条件で企業を検索できる
- 気になった企業をフォローしたり、企業にアピールすることができる
- どんなキャリアの人がどんな仕事に、どれくらいの年収で転職したのか見ることができる
会員登録しなくても自分の市場価値の診断結果までは見ることができるので、かなり手軽に利用できます。
でも、選考条件に合致する企業(自分が転職できそうな企業)や面接確約オファーが来た企業の名前を見るためには会員登録が必要で、これらの企業名がかなり気になってしまうので、結局会員登録したくなってしまうという仕組みです笑
企業の数だけは登録前でも見れるようになってるのがミソですね。よくできてます。
MIIDAS使ってみた
では、実際に使ってみたので使用感をレビューしてみます。
まず公式サイトへ行きます。
公式サイト▼
そして、「自分の市場価値を見る(無料登録)」をクリックします。無料登録と書いてありますが、市場価値を測るだけなら会員登録をするは必要ありません。
PC画面
スマホ画面
まずプロフィール関連の質問に答えて行きます。
住んでいる都道府県、性別、生年月日、最終学歴、出身校の学部などを回答します。
ぼくは院卒なので、大学院を選択。
質問に答えていくごとに、画面上部に表示されている「選考条件に合致した企業」、「想定オファー年収」、「面接が確定したオファー」の数字がコロコロ変わります。年収が上がるとちょっとテンション上がりますね。その逆も然り。
これまでの経験社数を入力。
続いて、職歴関連の質問です。
現在の就業状況、会社のこと、自分の雇用形態などが聞かれます。
在職っと。
業種の選択ですね。
雇用形態。
正社員を入力。
お、オファー年収が上がってる。ちょっと楽しくなってきた。
続いて現在の年収を入力。
あ、オファー年収下がった。
ぐぬぬ…。
めげずに、従業員数を入力。
続いて、スキルに関する質問。
マネジメント経験なるものを聞いてきました。
管理職の経験のことですよねコレ。そんなものはない。
パートさんを指揮したことならあるけど、違いますよね。
続いて、職種を聞いてきました。
研究職なので、その旨入力。
保有資格。運転免許と会社で取らされた資格を入力しておこう。
英語力。日常会話レベルはあるだろう、たぶん。昔、韓国人に英語で道聞かれた時にもちゃんと答えられたし。
Excelスキル。普通のレベルだと思われます。
さあ、これでいよいよ最終的な診断結果が出るようです。
気になる自分の市場価値は…!
おお、なるほど。これがぼくの市場価値か。
そして、選考条件に合う企業が126社!意外と多いですね。嬉しい。
この時点で、面接確約オファーをもらえる人もいるようですが、ぼくは貰えなかったようです。残念。世の中そんなに甘くない笑
条件に合致した企業については年収別、業種別、職種別に何社あるかを見ることができるようです。
▼年収別
1000万以上の案件が2つあるw
▼業種別
▼職種別
しかし、ここで見れるのはどういう企業が何社あるかという数字だけ。
「どんな企業名でどういう会社なのか」という詳細情報は、無料会員登録をしないと見れません。
今の自分にどんな会社からニーズがあるのかというのはすごく気になったので、会員登録してみることに。
そのためにこの診断を受けたってのもありますしね。
登録はすごく簡単でした。
さっきの診断のときにもそれなりに情報を入力しているので、あとはメールアドレスとパスワードを登録するぐらい。
それすら面倒だという人は、Facebookアカウントで登録すれば一発です。
無事会員登録が完了しました。
こちら、ホーム画面。これでMIIDASのすべての機能が使えるようになりました。
早速、さっきの診断で条件に合致した126社の企業を眺めてみました。
自分はこういう会社からも需要があるんだなあとわかって面白いです。自分が今働いている業界以外の会社も結構あるというのが興味深い。
自分が転職するとしたらどういう選択肢があるのかということがわかって、かなり有益です。
自分のキャリアを考える上では、かなり良いきっかけになりますね。
いろんな会社の存在も知ることができて、社会勉強にもなるなー。
MIIDASを利用される方はこちらからどうぞ。
無料会員登録すると、できることが増える
無料会員登録したことで、他にもできることが結構増えます。
例えば、プロフィールをさらに充実させることで、企業からオファーをもらいやすくすることもできます。まだ本腰を入れて転職活動をする気がなければそこまでは必要ないかもしれません。
また、自分が企業から何回検索されて、どんな企業にプロフィールを見られて、どんな企業にフォローされたか(お気に入りに登録されたかみたいな意味合い)、なども見ることができます。
この数字を見るだけでも、自分が企業にどれくらい興味を持たれているかがわかり、年収診断とは違った角度から自分の市場価値が見えてきますね。
このサービスの趣旨としては、登録さえすればあとはMIIDASが継続的に企業側に登録者の魅力をアピールし続けるというのがコンセプトなので、基本待ちの姿勢でいいわけです。
下の画像は登録から2日とちょっと経った後のホーム画面ですが、早速色んな数字に変化が現れました。
企業から256回検索され、なんと4社から面接確約オファーがきました。
オファーが来るというのは中々嬉しいですね!
内容を見て興味がなかったらスルーしてオッケーです。特にお断りのメッセージなどを送る必要はありません。オファーをメッセージボックスから削除するためのボタンもあります。
また、興味のある企業だったけど今は転職する気はないという場合は、フォローという機能を使います。その企業をフォローすることで、とりあえずキープしておくことができます。
そうすることで、自分が転職する気になった時に改めてこちらからアプローチすることができるというわけです(アプローチについては後述)。もちろん、そのときにも求人の案件があるかはわかりませんが。まあ、そこは巡り合わせですよね。
また、基本的にこのサービスでは向こうから勝手にオファーが来るので受け身のままでもいいんですが、様々な条件で企業を検索し、こちらからアプローチをすることもできます。
検索条件としては、業種や職種の指定はもちろん、休暇や残業時間・福利厚生を指定することもできて便利です。
最初の診断で条件に合致した企業に、これらのフィルターをかけて絞り込みを行うことももちろんできます。
その他にも、どんなキャリアの人がどんな仕事に、どれくらいの年収で転職したのかなどのデータを見ることもできます。
とまあ、こんな感じでいろいろイジって遊ぶこともできるサービスです。
でも、やっぱり1番の売りは自分の市場価値がわかることですね。
無料で自分の市場価値が色んな角度から測れます。とりあえず、年収診断だけでもやって損はないと思います。単純に面白いし、有益な情報でもある。実益性とエンタメ性を兼ね備えたサービスですね。
便利なサービスなのでうまく活用して、自分のより良いキャリアのために役立ててみてください。
MIIDASを利用される方はこちらからどうぞ。