ノンストレス渡辺の研究日誌

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低温調理器Felioレビュー:安く極上料理を作れるスグレモノ

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低温調理といえば、

  • 誰でも簡単にできて、
  • 高級レストラン級に美味しくて*、
  • 健康にも良い**

といま注目を浴びている調理法。

 

で、最近Felio(富士商という会社が販売)という低温調理器を使い倒したので使用感をレビューしてみる(友人のヤドカリコ氏から借りた)。

結論を言うと、リーズナブルながらストレスなく低温調理ができてかなり良い商品だった。家庭で低温調理を楽しむには充分すぎる機能が実装されてる。

 

そして低温調理で作る肉・魚料理は本当に美味い。びっくりする。

自分が一流シェフだったかと錯覚してしまう。

全ては低温調理器のおかげなので思い上がりもはなはだしい話だ。

 
*低温での加熱は筋肉のタンパク質を固く凝固させないので、肉などが柔らかく仕上がり超絶品料理が作れる
**肉を高温調理(フライパン調理、揚げるなど)すると発がん性物質(HCAsとかPAHsとか)や終末糖化産物などが生成するので低温調理の方が健康によい

 

 

低温調理器Felioのスペック

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サイズ 37×15×8.3cm
本体重量 1.27kg
コード長 1.08m
設定温度 0~95℃(0.5℃単位)
設定時間 0~99:59(分単位)
消費電力 1000W
電圧 100V/50-60Hz
固定方式 クリップ式
無線接続機能 なし
専用アプリ なし
素材 ABS樹脂、ステンレス

 

製造は中国だが企画・販売は富士商という日本の会社なので、操作画面や電源プラグ、取扱説明書などは全て日本人向けに作られているので使いやすい(温度表示が摂氏か華氏か、とか考えなくていい)。

 

対応水量の記載はないが、800WのBONIQが15L、850WのViande(ビアンデ)、1200WのGLUDIA(グルーディア)が20Lである事から、だいたい20L前後だと思われる。

熱源はPTCヒーターなので、コイル式ヒーターに比べ耐久性もあり電気代も節約できる。

 

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また、最低水位までの距離が7cm程度だったので、少なくとも10cm以上の高さのある容器や鍋を用意する必要がある(取説では16cm以上を推奨)。 

 

ちなみに本機単独でも自立できる。

 

Felioの使い方・使用感

まずは水をはった容器にどぼん。

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固定具がネジ式ではなく、クリップ型なので設置が楽でいい。

 

こちらが操作パネル。

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各ボタンの役割はこちら。

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ディスプレイの内容はこちら。

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操作は電源を入れ、「SETUP」ボタンを押して加熱の温度と時間を設定するだけ。

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設定後、右下のスタートボタンを押したらヒーターとポンプが駆動して、容器内で水の対流ができる。

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駆動音はかなり静か。近くでテレビなどを見ていても全く邪魔にならない。

1000Wのパワーがあるので温度の上昇も速い。20秒くらいで1℃上昇する速さ(水量5Lで計測)

 

水を温めている間に食材を準備。準備も超簡単で、

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100g58円の激安の鶏胸肉に、

 

塩をふって(お好みで臭い取りのハーブをかける。この日はスーパーで買った黒胡椒とローズマリーを使った)、

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ビニール袋に入れるだけ。

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袋は一応耐熱用の袋を使っている。

 

お湯が設定した温度になったらアラームが鳴るので食材を入れる。アラーム音も充分な音量で、近くでテレビを見ていてもちゃんと聞こえる。

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袋の口をあけたまま食材を入れると勝手に真空状態になるので(浸水法)、その後に袋の口を締める。結んでもいいけど、耐熱のクリップを使うのがラクだ。

 

加熱条件は63℃1時間。かなり保守的な加熱条件。

加熱終了の1分前になったら再びアラームがなる。食材を引き上げて調理終了。

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作業としては塩胡椒と臭い取りのローズマリーをまぶして、耐熱のビニール袋に入れて、鍋にドボンしただけ。

なので5分程度しかかからない。

 

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それなのにしっとり柔らかで肉の旨味が詰まって最高に美味い。コンビニのサラダチキンとは完全にベツモノ。格が違う。とても100g58円の安肉だとは思えない

 

低温調理ってホントすごいよなあ。

 

 

 

他メーカーとの違い(ANOVA、BONIQなど)

低温調理器で有名なのがアメリカのAnovaと日本製のBONIQ

下の表で主な性能を比較した。優れている点は赤字、欠点になりうる点は青字にした。

 

             Felio ANOVA Nano BONIQ
対応
言語
日本語 英語 日本語
本体
パーツ
中国製 不明
(アメリカ?)
日本製
税込
価格
9,427円 1,1888円* 2,1780円
高さ 37cm 32.5cm 37cm
本体
重量
1.27kg 0.7kg 1.2kg
設定
温度
0~95℃
(0.5℃単位)
0~92℃
(0.5℃単位)
5~100℃
(0.5℃単位)
消費
電力
1000W 750W 800W
固定
方式
クリップ式 ネジ式 クリップ式
無線
接続
機能
なし Blutooth なし
コン
セント
2P 3P 2P
専用
アプリ
なし あり(英語) なし
カバー
取外し
不可 不可 可能

*別途送料が1700円程度かかる

 

どの製品も普通に低温調理を楽しむには支障のないスペックを持っている。

なので選ぶ際にポイントになるのは、

  • 対応言語
  • 無線機能
  • カバー取り外し
  • 価格

 の4つ。

 

応言語については、取扱説明書やアプリ、カスタマーセンターへの問い合わせ時などに関係してくる。英語を扱うのが得意ではないという人は日本語にしておいた方が無難。また、海外製品はコンセントが3P仕様なので別途変換コネクタを購入する必要もあるので注意。

 

線機能があるとアプリを通じて温度や時間の設定をしたり、アプリから検索したレシピ(温度・時間設定)をそのまま本体へセットしたり、自分で作ったレシピを保存したりできる。また、マニアックな使い方として自動でのマルチステップの調理(60℃で加熱した後に75℃で加熱する、など)もできる。ただ使いこなすと便利だが、なくても困ることはない。実際は、本体の操作パネルから温度設定することの方が圧倒的に多い。

 

バー取り外しは意外と大事な機能。使っているうちに内部のコイルやスクリュー部分に小さな糸くずやゴミなどが入ってしまう事がある。取り除かないとエラーが出たり、故障の原因となるが、カバーを取り外せないと掃除をすることができない。ゴミが入った程度でいちいちカスタマーセンターに送るのは手間すぎる。だが無理に取り外そうとすると保証の対象外になる。長く安全に使いたいなら外せないポイント。

 

。安いに越したことはないが必要な機能を備えている事を前提に、財布と相談して決めることが重要。

 

 

以上の点を踏まえると、結論としてはこうなる。

 

Felioがおすすめな人

  • 日本語対応で手軽に低温調理を楽しみたい
  • 是が非でも予算を1万円以内に抑えたい

必要な機能は揃っていて、価格も安く、日本語対応。カバー取り外しができないのがややネックだが、予算をどうしても1万円以内に抑える必要がある人にはオススメできる。

 

 

Anova Nanoがおすすめな人

  • 英語を難なく読める
  • どうしてもアプリの機能が使いたい

英語が読めて、マルチステップなどのマニアックの使い方がしたい人はAnovaを買ってもいいだろう。ただAnova Nanoもカバーの取り外しができない(日本語サイトにはできると書いてあるが、英語サイトのFAQにはできないと明記されている。Anovaの日本語サイトには他にも誤植がチラホラ)ことに注意。変換コネクタの購入も忘れずに。

 

 

BONIQがおすすめな人

  • 日本語対応で手軽に低温調理を楽しみたい
  • 日本製/ 手入れ可能な機器で長く安心して使いたい

安定感で言えばやはりBONIQ。部品も日本製、会社も日本、そして何よりカバーの取り外しができるというのはかなりでかい。安心して長く使いたいという人はBONIQが1番合っている。

 

 

そんな感じで自分に合った低温調理器を買って欲しい。

今回Felioを使い倒した感想としては、安いけど調理する分には全く問題ない性能ですごいなと思った。

 

 

何にせよ低温調理で作った料理は最高に美味いので、1家に1台あると生活の質が爆上がりするのは間違いない。

まあそんな御託はどうでもいいので、とにかく早く家に帰って鶏ハムが食いたい。