いま人気のインターネットポップロックバンドの神聖かまってちゃん。
過激な発言やセンセーショナルなライブパフォーマンスで話題になることが多いですが、ちゃんと曲を聴いてみると、メロディセンスの光る素晴らしい楽曲がたくさん存在します。
桑田佳祐、坂本龍一など、名だたるミュージシャンからも評価されています。
Youtubeには神聖かまってちゃんのライブ映像がたくさん
Youtubeを覗いてみると、そんな彼らのライブ映像が大量にアップされています。これらは(ある意味)公式のライブ映像です。
彼らの演奏に惚れ込んだ、映像作家の竹内道宏氏(通称:たけうちんぐ)が彼らに許可をとって撮影し、アップされたものなのです。
その数、なんと277本!(2016.8.3現在)
彼らのライブ映像を撮影しアップしてくれるのはありがたい、ありがたいんですが、さすがに数が多すぎる!
忙しい現代人が全部見るのは中々むずかしい。
そんな人たちのために!
神聖かまってちゃんフリークのぼくが、これらの映像の中から、これぞベストテイクという動画をピックアップしました。
実は、2016/8/6に行われる、彼ら主催の夏フェス「Net Generation.(ネットジェネレーション)」に行く予定でして、その予習も兼ねてライブ映像を一気見した際に、このベストテイク集を作ったわけです。
余談ですが、この夏フェスにはZAZEN BOYSも出るんですよ。ZAZENが出ると聞いてぼくは参戦を決めました。楽しみです!
では、神聖かまってちゃんLiveベストテイク集、スタートっ!
ねこラジ
音楽を聴いてると、大体の曲は、「〜に似ている」とか「〜の影響を感じる」という表現ができると思う。
だけどこの曲は、ポップでありながらそういう表現が思い浮かばない、すごく新しい曲だ。
神聖かまってちゃんをまだあまり知らず、パフォーマンスと話題性だけのバンドだと思っていた頃、タワーレコーズの視聴でこの曲を聴いて、すごく驚かされた。
冒険心と闘志を掻き立てられるすごく熱い曲だ。
曲の開始は1:00〜
ロックンロールは鳴り止まないっ
神聖かまってちゃんの代表曲。この曲だけは知っているという人も多いのではないだろうか。
誰もが感じたことがあるであろう、ロックンロールと出会ったときの焦燥感が見事に表現されている。
学校に行きたくない
いじめられっ子が学校に行きたくないと嫌がっている曲。この曲の雰囲気が、世間の神聖かまってちゃんに対するイメージではないだろうか。ライブ映像とニコ生の中継を融合させた竹内氏の編集により、映像作品としても非常に新しく、素晴らしいものになっている。
夜空の虫とどこまでも
心を傷付けられた者だけが見ることができる美しい世界が楽曲という形で昇華された傑作。こういう曲も作れることがこのバンドの強みである。
CD音源だと違うが、ライブだと冒頭にラップ調のパートがある。なぜそうしているのかはイマイチ謎だw
黒いたまご
美しい世界とともに、当然こういうほの暗い世界も、心の中に同居しているのです。
ぺんてる
やわらかいサウンドの中で、ダメだった自分ととことん向かい合う。
夕方のピアノ
美しいピアノの旋律の中で、呪いの言葉を吐き続ける。吐き出し続ける。何年経っても枯れることのない憎しみを。
22才の夏休み
22才の男に夏休みが存在することの意味をノスタルジックなメロディーで歌い上げる。
僕のHIPHOP
「僕の」HIPHOPである。
ライブ映像1:25〜
曲の開始2:00〜
夕暮れメモライザ
歌詞が良すぎる。夕暮れが少し優しいのは僕のせいだ。甘えてばかりなんです。
ズッ友
同性愛の切なさを歌った曲。”バイオロジカルを超えてく君がいた”
曲の終盤の展開が素晴らしい。
自分らしく
生きづらい日常だとしても、嫌われても、自分らしく生きたいと歌う曲。それがロックンロールというものだ。
マイスリー全部ゆめ
でも、やっぱり死にたくなるときもある。落ち込むときもある。マイスリーは睡眠薬の名前。タイトルの意味を考えるとちょっと泣ける。
肉魔法、あるてぃめっとレイザー!
死にたい想いと生きたい想い。その両方をもっているのが人間というもの。肉魔法は、作曲したボーカルのの子本人曰く「凛として時雨のパクリ」
ひとり
誰もが感じる「ひとり」という気持ち。いい曲だ。
聖マリア記念病院
隠れた名曲。ライブで化けた曲。今の時点ではまだCD音源化されていない。セイントな疾走感と曲の最後が素晴らしい。
フロントメモリー
川本真琴とのコラボ曲。かまってちゃん流・夏のノスタルジックHIP HOP。
大森靖子バージョンもあるのです。
ロボットノ夜
元スーパーカーのナカコーもTwitterで褒め称えていたダークなエレクトロニックチューン。
グロい花
曲のアレンジが秀逸。
死にたい季節
ボーカル・の子の感情がのったテイク。
聖天脱力
天に昇って行くようなサウンドが我々のやる気を吸い取っていく。
笛吹き花ちゃん
花ちゃんシリーズ一曲目。ほなかな和のテイストが心地いい。
ぽろりろりんなぼくもぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃーん
サビのメロディが泣ける。隠れた名曲。
犯罪者予備君
カッコいい。
白いたまご
白いたまご。つまりごく普通の、ノーマルなたまごである。
花ちゃんはリスかっ!
花ちゃんシリーズ二曲目。この曲もカッコいい。
天使じゃ地上じゃちっそく死
タイトルがすべてを物語っている曲。
僕は頑張るよっ
曲を聴き終えて、このタイトルの意味を知った時、あなたの胸には何が残っているだろうか。
人生は連続する刹那である。
過去にとらわれず、未来に怯えず、「今」を生きろ。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。曲紹介は以上です。彼らのバンドとしての素晴らしさが少しでも伝われば嬉しいです。
最後にエンディングにぴったりの映像がありましたので、これを貼って終わりにしたいと思います。
ありがとうございました!!
動画貼り付けで参考にさせて頂いた記事