充実した毎日を送るのに睡眠の質を高めるのが最重要なのはもはや常識中の常識。
そして、睡眠の質を改善するのに最も有効な手段の1つがメラトニンの摂取。
メラトニンは体内に存在し、睡眠に必要なホルモンの1種。
一部の食品にも含まれ、経口摂取で(口から食べて)もちゃんと脳まで届き、サプリでメラトニンを摂ると睡眠の質を高めてくれる事がわかっている。
そんなメラトニンサプリの中で、iHerbで買った「ナイトレスト(Night Rest)」という商品が使ってみて良かったので記録しておく。
ナイトレスト(Night Rest)の成分
画像の成分表は2錠分の含量。
1錠あたりだとメラトニンの含量は2.5mg。0.5mgから効果は確認されているので、含量は充分。最初は半粒から試しても良さそう。
5mgまでは安全と言われているので、1日2錠の摂取はオッケー。それ以上はやめた方がよいかと。
他にも、睡眠の質を高める事がわかってるグリシンやマグネシウム、レモンバームなどが入っているのも嬉しい。
グリシン、レモンバームについてはちょっと少ない気もするが。
レモンバームについても、実験データからすると300mgは欲しいところ(1)。
マグネシウムは、1日の推奨摂取量が340~370mg、サプリなど食事外摂取の上限が350mgなので(2)、含量としてもいい感じ。
これを2錠飲むならマグネシウムサプリは不要かな。
GABAも入ってるけど、GABAは経口摂取しても血液脳関門を通過できない(脳に行かない)からなんとも言えないところ。一応、ヒトで抗ストレス効果や血圧を下げる効果は報告されてるみたいだけど。
飲み方・飲むタイミングと副作用について
飲み方について、ボトルの説明書きには、
「寝る30~60分前に、1~2錠を飲む。寝る前以外は飲んじゃダメ」
と書かれている。
1.0mgでも十分な効果が立証されている(3)ので、まずは半錠から飲み始めて見るのがおすすめ(1錠が大きいので半分に割るのは簡単)。
効果が実感できなければ、1週間ごとに半錠ずつ増やしていく。
5mgを約4年飲んでも副作用はなかったというデータがある(3)ので、上限は5mgにしておくのが無難(製品の注意書きも2錠までを推奨しているし)
逆に、その量を超えなければ副作用についてはまず大丈夫だろう。飲み過ぎさえしなければメラトニンは非常に安全なサプリだ。
ただし飲むタイミングについては注意。
体内時計の仕組み的にメラトニンは夜にかけて増えていくのが自然なので、午前中にメラトニンを補給してしまうと体内が不自然な状態になってしまう。
朝にメラトニンを飲むと糖尿病のリスクが上がったという報告もある(3)。
使ってみての効果
外国のサプリだからか、1錠が結構でかい。
一時期、不眠に悩まされていた時があって、そんな時でもこれを飲むと20分後ぐらいには眠気がやってきてぐっすり眠れて助かった。
眠れないってのは本当にキツいから。
今は不眠はかなり改善したので、毎日は飲んでいない。
夜寝る時間が近づいても眠気を感じない時に飲んでいる。
眠気を感じない日はそのまま布団に入っても、その後2,3時間は眠れないという事がざら。そうなると時間が無駄になるし、次の日も身体がキツい。
なので、いつもの就寝時間の30分前になっても眠気を感じない時はナイトレストを飲むようにしている。そうすると、自然に眠気が訪れ、よく眠れる。
僕の場合は、1錠でも十分効果を実感できている。副作用のような不調も特に現れた事はない。
あと、夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」や必要以上に朝早く目が覚めてそれ以降2度寝できない「早朝覚醒」で悩んでいた時は、別のメラトニンを飲んでいた。
タイムリリース系(徐放剤)のメラトニンと行って、錠剤が徐々に溶けて少しずつ脳に送られるタイプ。眠っているときもメラトニンが補給されるので、途中で起きにくくなる。
対して、ナイトレストは「入眠」の問題の方が深刻な人に向いているサプリと言える。
というわけで、ナイトレストは「寝る時間になっても思うように眠れない!」という人にはかなりいいサプリ。
枕元に1ボトル置いておくと非常に心強く、安心できる。
今のところ、Amazon、楽天では取り扱いはないので、購入するならiHerbから。
参考文献
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