意識高い系ズボラのワナベー(@season_of_nabe)です。
あなたは誰かからスルーされたことがありますか?
- 話しかけたのにシカトされたり、
- LINEを送ったのに既読スルーされたり、
- Facebookでイベント企画したのに誰ものってこなかったり
考えただけでも発狂しそうになりますね!( ^ω^ )
ぼくもスルーされるとすごく傷付くタイプで、今までたくさん傷ついてきたのでもうマイハートはブレイク寸前。
しかし、スルーされる度にイチイチ落ち込んでいてはラチがあかない。
生きていく以上、スルーされることは避けられませんので、なんとかスルー耐性(シカトされても傷つかない心の強さ)は身につけておきたいところ。
しかも、このSNS全盛の時代ではスルー耐性を身につけておかないととても損をすることになります。
スルー耐性がないと、SNSを活用して人脈を広げ、世界を広げるのが難しいんですよ。
後述しますが、それでは人生損してしまいます。というか、生きていく上でとても危険。
というわけでこの記事では、
- なぜスルー耐性が必要なのか?
- スルー耐性の身につけ方
を解説します。
なぜスルー耐性が必要なのか?
スルー耐性はあるに越したことはないことは誰にでもわかります。
が、このSNS全盛の時代においてはこの能力が特に必要とされています。
なぜだかわかりますか?
LINEの既読機能のせい?
確かにあの機能の登場によって「既読スルー」していることが可視化されるようになり、人間関係に大きな影響を与えることになりましたね。
しかし、今回注目して欲しいのはそこではない。
今回のポイントは、SNSによってこれまでにはなかった「ゆるいつながり」が圧倒的に増えてきたというところです。
▲いまやSNS全盛の時代
TwitterやFacebookなどのSNSによって世界中の人と簡単に繋がれるようになったのは周知のこと。
さらに最近はオンラインサロンなども流行ってきており、オンラインで繋がることはさらに活発になってきています。
しかし、これらのオンラインのつながりというのは、オフラインより簡単に繋がれる分、つながりを断つこともより簡単。
つまり、つながりがゆるいのです。
よって、つながりがゆるい分、
1つ1つのつながりの密度が低くなりがち=スルーされやすい
という状況が生まれてしまう、ということです。
ようは、面と向かってシカトするのは難しいけど、スマホ画面上のあなたをスルーするのはとても簡単だということ。
だから、
あなたがFacebookで誰かに「いいね!」しても自分の投稿には「いいね!」を返してくれないし、
あなたの投稿に誰もコメントしてくれないし、
あなたがメッセージを送っても返事をくれないのです。
しかも!
つながりがゆるいなら、
スルーされた側もその関係をそんなに重要視していない=スルーされてもそんなに傷つかない
となりそうなもんですが、これが不思議なもんで、そうならないんです。
スルーされた方は、リアルでスルーされたのと同じくらい傷ついてしまう。
なぜか、ネット上の浅い関係でも、スルーされた時の痛みは小さくならないんです。
これは多くの著名人が「ネット上の匿名の悪口を初めてみた時はすごく傷ついた」と口を揃えていることからもわかります。
冷静に考えれば、もう2度と会わないかもしれない人にスルーされたり、誰ともわからない人間に悪口を言われても傷つく必要はないのに、多くの人はリアルと同じくらい心が痛んでしまうようですね。
スルーされても「ゆるいつながり」を広げた方がいい理由
スルーされやすいんなら、ネット上のつながりなんて作らなきゃええやん
と思った方もいるかもしれません。
確かにそういう選択もありますが、「それはすごくもったいない」と僕は思います。
せっかく世界中の人と繋がれるツールがあるんです。
いろんな人に会うことは、自分の価値観、生き方を激変させることにつながります。
あなたには自分の学校・会社以外のコミュニティーはありますか?
コミュニティーの違う人と接してみると、「ほんとに同じ日本人なの?」というぐらい考え方や生き方が違います。
1つのコミュニティーの考え方に染まってしまうとどうしても世界が狭くなってしまう。
例えば、元陸上メダリストの為末大さんは、「海外の大学に行けばよかった」と思うことがあったそうです。
早く日本を出ていれば、海外の試合の雰囲気にもっと早く慣れることもできた。
しかし、高校時代にはそんな選択肢は全くなかった。思いつきもしなかった。
その原因の1つは、自分の周囲に留学を経験している人が1人もいなかったからです。
しかし、これが例えば、父親も兄弟も親戚も当たり前のように留学しているような環境で育っていれば。当たり前のように留学する高校に行っていれば。
難なく、「留学」という道があることに気づくことができた。
いや、気付くという感覚すらなく、あたかも生まれた時から知っているかのようにその知識が頭の中に存在していたでしょう。
もちろん、周囲に留学した人がいなくても、将来について死ぬほど考えて、死ぬほど情報を集めればその選択肢に行きつけたかも知れません。
しかし、そこに行きつくまでの難易度が圧倒的に違う。
しかも、経験者が近くにいた方が、留学という道に対する現実味を感じることができます。
1つのコミュニティーの考え方に染まってしまうとどうしても世界が狭くなってしまう。
そして、それはとても危険なことです。
生き方の選択肢を極端に狭めてしまいます。
だからスルーされることを恐れずに、どんどん外の世界につながりを作っていった方が絶対にいい。
既読スルー上等!スルー耐性の身につけ方
ぼくもスルーされるとよく傷付いていました。
スルーされると、「こいつうううう。よくもこの俺様をスルーしやがったなあああ。クソがああああああ( ^ω^ )」
と逆上し、奇声をあげながら4足歩行で街中を闊歩して回ることもありました。
人はなぜ、スルーされると傷付いたり、怒ったりするのでしょうか。
もしあなたがそういう人間なのだとしたら、あなたは「極めて自己中心的な人間」だと言えます。
スルーされただけで傷ついてしまう、繊細なココロの持ち主であるワイが、自己中やと?キサマのその減らず口、俺様の熱い唇で塞いでやろうかあ!?
そう思った方もいると思います。
これはどういうことか。
あなたにとって他人とはどういう存在ですか?
あなたは「他人とは私に何かを与えてくれる存在」だと思っていませんか?
だから自分のアクションをスルーされると、「なんで反応してくれないの?」と傷付き、「ちょっと返事するくらいしてくれていいじゃないか!」と憤慨するのです。
他者とは自分に何かを与えてくれて当然の存在。
自分の思い通りになって当然の存在。
だからそれが叶わなければイジけ、駄々をこねる。
まるで世界の中心に君臨する王様のように。
しかも、スルーされて傷つく人は、他人の反応を過剰に気にしています。
一見、この行動は他者に関心を向けているよう見えます。
しかしこの時、最大の関心は自分に向いていますよね?
なぜなら、1番の関心ごとは「自分が傷つかないこと」だから。
他人を気にしているようで、実は自分のことばかり考えているのです。
さて、これを自己中心的と言わず、なんと言いましょうか?
いま、
ぐぬぬ
と思った人に覚えておいて欲しいことがあります。
それは、「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」ということです。
これは自分に置き換えてみるとわかります。
あなたの隣にいる他人。家族でも友人でも、誰でもいいです。
あなたはその人の期待をただ満たすために生きているのではないですよね?
その人の思い通りになる、操り人形として生きているのではないですよね?
であれば、その人だって「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。
他人は自分の期待通りに動いて当然の存在ではないのです。
もちろんこれは、「この世の誰一人としてあなたに何も与えてくれない」という意味ではありません。
与えてくれる人もいれば、そうでない人もいる。
重要なのは、そうするかしないかはその人の自由であり、その決断をあなたがコントロールすることはできないということです。
つまり、スルーするのもしないのもその人の自由であり、その決断をあなたがコントロールすることはできない。
だってあなたは世界の中心に君臨する王でもなんでもないんですから。
そしてコントロールできないのであれば、そんなことに悩んでいても仕方ないですよね?
「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」
これを心に刻むことができれば、自分の期待通りに動いてくれない他人に翻弄されることはなくなります。
まとめ
- ゆるいつながりを辿って自分の世界を広げるためにはスルー耐性が必要
- 「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」ということを自覚すればスルー耐性も身につく
今回の「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」という考え方はこちらの本から学びました。対人関係の悩みから解放されたい人はぜひ読んでみてください。