ノンストレス渡辺の研究日誌

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睡眠の質を高め中途覚醒や早朝覚醒にも効く「徐放型メラトニン」の話

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メラトニンを飲むとよく眠れるようになる」というのは常識になりつつあるが、その中でも最近注目されているのがタイムリリース(徐放剤)型のメラトニン

 

徐放剤というのは、

製剤からの有効成分の放出を遅くすることにより(中略)、血中の有効成分濃度を一定に長時間保つこと

出典:日本薬学会・薬学用語解説

 

つまり、普通のメラトニンは、飲んだ直後に血中濃度がガッと上がって、その後代謝されてガクッと下がる。

それに対し、徐放型のメラトニンだと、ゆっくり吸収されるので眠っている間ずっとメラトニンが補充されるというイメージ。

 

これにより、

  • 入眠時だけでなく、眠っている時間全体にかけて睡眠の質を上げてくれる
  • 中途覚醒(深夜に目が覚め、それ以降眠れなくなる)に効く
  • 早朝覚醒(早朝に目が覚め、それ以降眠れず地味に睡眠時間が不足する)に効く

という効果が期待される。

 

 

 

自分はLife Extensionのタイムリリース(徐放)メラトニンを飲んでいる

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自分は、Life Extensionから出ているタイムリリース系メラトニンをiHerbで買って使っている(Amazon含め、日本の通販サイトではメラトニンは取り扱ってない)。

 

現在、日本で手に入る徐放型メラトニンは、Life Extension製Natrol製の2つしかない。

そして、Natrol製は1錠の有効成分が10mgと多すぎる(成分量の詳細は後述)ので、過剰摂取を避けるためにもLife Extension製を買っている。

  

成分・飲み方・副作用

Life Extension製メラトニンの有効成分の量は3mg。6時間かけて成分が徐放される。

*1錠あたり0.75mgの製品もある

 

効果を最大限に引き出し副作用を避けるための飲み方は普通のメラトニンサプリと同じ

要点だけまとめると、

  • 1日に飲む有効成分の量は0.5~5mgの範囲で
  • 効果が感じられなければ0.5~1mgずつ増やしていく
  • 飲むのは就寝から0.5~1時間前
  • 朝や昼に飲むのはNG

 

3mgの錠剤の場合、最初は半錠から初めても良いかもしれない。

 

中途覚醒や早期覚醒に効く

ゆっくりと吸収されるだけあって、やはり普通のメラトニンよりも中途覚醒や早朝覚醒が改善される実感はある

2018年11月〜ぐらいの時期、中途覚醒や早朝覚醒がかなり酷くて苦しんでいた。最初はNight Rest(ナイトレスト)という普通のメラトニンを飲んでいたが、徐放型のメラトニンの存在を知り、切り替えたところ症状の改善が見られた。

さらに、このサプリだけでなく、アイマスクや耳栓刺激制限療法など睡眠の質を改善するあらゆる手段を総動員して対処した。

 

その甲斐あって、2019年4月ぐらいにはこのサプリを飲まなくても割と眠れるようになった。

が、突発的に中途覚醒が酷くなってしまうという事はたまにある。まあ、睡眠の質が悪くなるのもそれが一時的であれば自然なことなので、仕方のない事ではあるのだが。

 

そういう時には徐放型メラトニンを飲むようにしてるので、このサプリは今も常備している。

ちなみに、中途覚醒ではなく、入眠時の寝つきだけが異常に悪くなる時というのもあって、そういう時はNight Rest(ナイトレスト)を飲んでいる。

 

まあ、徐放型メラトニンでも入眠は促進されるので、これで入眠できる人はナイトレストまで買う必要はないだろう。

どちらか1つしか持てないとしたら、Life Extensionの徐放型メラトニンで即決。一家に1ボトルあると、QOLが果てしなく上がると断言できる。というか個人的にはもう手放せない。

現在、日本のAmazon楽天では取り扱いはないので、購入するならiHerbから買うしかない。