ぼくは今年の5月にブログを始めた。
そして、もうすぐ2016年が終わろうとしている。
まだ丸1年は経ってないけど、1つ区切りがついたかなぁという感じがします。
振り返って思うのは「ブログ始めてよかったなぁ!」という一言に尽きます。
そして、「こんないいものがあるだから、みんなもやればいいのに!」
と思います。
ブログを始める前の自分
仕事柄なかなか日常に達成感を得ることが出来ずにいた。
ぼくは研究職なんだけど、ぼくのいる業界では1つの製品を開発するのに20年近くかかる。
20年というのは途方もなく先の話だ。
20年もあれば、1人の幼女がたちまち1人前のレディになってしまう。
「大きくなったねぇ」
と、親戚のオヤジも唸る。
しかも、当たり前のことだけど、20年かけたからといってその製品が無事リリースされるとは限らない。
研究とはそういうものだ。
毎日働けど働けど、ゴールは遥か先の先。
そんな毎日にぼくは達成感を得ることが出来なかったわけです。
達成感がないとどうなるか?
ぼくも働き始める前は、給料さえでればどんな業態であれ構わんわい!と思ってました。
だけど、いざ働いてみると、
「達成感、超大事!!」
と、考えを160度ぐらい改めました。
達成感を得られないというのは、仕事に喜びや充実感を感じられないということ。
これがないと、働いていてとにかく疲れる。
溜まっていくのが疲労しかないんだから当然です。
しかも製品が出るまでは社会に1ミリも貢献していない。
それまでは社会から断絶されているようなものです。
この状況は、ぼくが想像していた以上に辛かった。
どこまでもクローズドな環境。
社会と触れ合えない。
そういう意味ではニートと変わらないのかもしれない。
働いているのにニートと似たような苦しみを感じるという、なんともヘンテコリンで、やたら苦しい状況にぼくは身を置いていた。
ブログを始めて感じたメリット
そんな苦しい状況を打破するためぼくも色々なことに手を出しました。
その辺は割愛するけど、いろいろ紆余曲折あって僕はブログにたどり着きました。
そして、僕はブログにハマった。
ブログの何が良いかって、色々あるけど、自分のアイディアを形にするまでのタイムスパンがダントツで短い。
そして、自分が作り出したものへの世間からのレスポンスがすぐ得られる。(PVやコメント、シェアなどの形で)
もちろん良い反応ばかりじゃないけど、社会から断絶されたも同然だった僕には、レスポンスがあること自体がこの上なく嬉しいことだった。
それが良い反応ならなおのこと。
反応があるからそれに合わせてPDCAが回せる。
反応が悪ければ次の手を考え、良ければそれをもっと伸ばしていく。
楽しい。
楽しい。
もちろん、あんまり反応がなかったり、予想外の反応がきて落ち込むこともあるけど、まあそれは何をするにしてもぶち当たる壁で。
そんなことよりも、楽しいという気持ちの方が勝る。
ブログの良いところはまだまだある。
誰でも始められるところもその1つだ。
ブログに文章力は必要ない。
あったらあったでいいんだろうけど、必要ではない。
口語調の文章でこと足りるので、日常会話レベルの言葉が紡ぎ出せればそれで充分だ。
むしろ話しかけるように書いた方が親しみが持てて良いぐらいだ。
テーマも自由。
何でも書いていいから、どんな人でも1つぐらいは誰かの共感を得られる文章を書ける。
ぼくは今のコミュニティ外の繋がりを求めてSNSを始めたこともあったけど、うまくいかなかった。
それは共通の話題がなかったからだ。
でも、ブログを始めて、自分をさらけ出す場ができるとその状況は変わった。
ブログを始めて、それを読んでくれる人が現れたり、他人のブログを読むようになると、SNSで交流するキッカケがポンポン生まれてくる。
これは僕にとってとても嬉しいことだった。
ネット上での交流もそうだけど、それが発展してリアルでの交流に発展することもある。
ぼくも今年何回かブログで知り合った人と会った。とても楽しかった。
学校や職場以外のコミュニティがなくて、圧迫感を感じている人も少なくないんじゃないだろうか。
ぼくもそうだった。
属するコミュニティが少ないというのは生きていく上でリスクであると言っても過言ではない。
価値観が偏ったり、視野が狭くなってしまいがちだからだ。
そのコミュニティでは当たり前のことが、外の世界では常識ではないということが往々にしてある。その逆パターンもしかりだ。
考え方が偏ると、くだらないことにこだわって人生を損してしまうことだってある。
バカな考えに捉われている状態というのは自分ではなかなか感知できない。
自分を客観視するのは難しいし、コミュニティ全体がその考えに毒されていればそれを疑うキッカケなんて生まれるはずがないからだ。
複数のコミュニティに属していれば、情報の幅はどんどん広がり、人生の選択肢は格段に増える。
おっと、ブログの良いところで最も大事なものの1つにまだ触れていなかった。
ブログには上記のようなメリットに加えて、なんとお金も稼げるのである。
ブログのマネタイズについて言えることは、「楽ではないけど、正しいやり方でやれば誰でもできる」
ということだろう。
ブログで稼ぎたいと思っている人、稼ぎたいけど稼げてない人は、まずググろう。
今はネット上にたくさんの情報が溢れている。
既にブログを始めていて稼ぎたいのに稼げていない人は、やり方を間違っていたり、そもそもブログで稼ぐというのがどういうことかわかっていない人だろう。
検索でうまく情報を抽出できない人は、このブログを読んでみるといい。
これは「てつさん」というブロガーさんが運営するブログで、ブログ初心者に向けてブログの運営方法、マネタイズ法をとてもわかりやすく解説してくれている。
初心者は必見。
会社以外で収益が得られれば人生の幅が広がることは言うまでもないですね。
閉塞感を感じているあなたの現状を打ち破るキッカケになってくれるかもしれません。
とまぁ、年の瀬に思ったことをつらつらと書き連ねてみたけど、
一言で言うと「ブログ始めて本当によかった」ということ。
インターネット時代ではだれでも簡単に発信者になれる。
誰でも簡単にプレイヤーになれる。
こんな環境にあって、ロム専でいるのはもったいない。
ブログの良いところは誰でも始められることだ。
あなたが閉塞感を感じているのなら、ブログを始めることを強くお勧めします。
では、良いお年を。