今日はめちゃくちゃ便利なテレビ録画機器nasne(ナスネ)について紹介します。
スマホで録画番組を視聴できるなど、様々な便利機能を搭載しています。
普通にレコーダーを探している人にももちろんいいんですが、特にテレビは見たいんだけど中々時間がないという人にかなりオススメです。
- nasne(ナスネ)でテレビを味わい尽くす
- 利点1:録画番組をiPhone、iPad、Android端末にWi-Fi経由でダウンロードして外出先で視聴できる
- 利点2:放送中、録画済みの番組をネットワーク経由で視聴できる(外出先でも)
- 利点3:外出先からもアプリで録画予約ができる
- 利点4:目次でジャンプ機能
- 他にも便利機能色々
- 注意点
- その他
- 接続・設置・設定方法(超簡単です)
nasne(ナスネ)でテレビを味わい尽くす
ネットをよく見るようになって一時期テレビを見なくなったんですが、最近はまた見るようになりました。
意外と面白い番組があるんですよね。
バラエティ番組とかドキュメンタリー番組とかアニメとか。
ネットに負けじと頑張っているのか、コンテンツ的には結構良いものがあります。
ネットで話題になるネタもテレビが発端なことも多いですしね。
しかし、いかんせん見る時間がない。
テレビの前に座っていないといけないので、場所を拘束されます。
つまり、家にいないと見れない。
家にいるときの自由な時間となると、かなり限られた時間しかありません。それをテレビに割り当てるとなると、結構厳しいです。
しかし、外出先ならスキマ時間などが結構あります。
特に、車や電車の中での移動時間、ちょっとした空き時間、疲れてきて集中力が落ちてきていて休憩したいときなどがテレビ番組を見るにはうってつけの時間です。
混み具合にもよりますが、電車の中だと読書やニュース閲覧の作業効率が落ちるけど、動画だとそんなに変わらないですからね。
つまり何が言いたいのかというと、テレビをiPhoneなどのスマホやiPadなどのタブレットから視聴できるようにして、外で見たいんです。それがモバイル時代のスマートなやり方ってもんでしょう。
そして出来ることなら、自分が録画した番組を、ダウンロードして持ち出したい。
通信を介して見るとデータ通信料が気になるから。それにダウンロードした方が、自分が本当に見たい番組が見れるし、CMや見なくていいところを飛ばせる。
それもお手軽にダウンロードしたい。PCを経由したり、コード類をスマホにさしたりはしたくないです。ズボラなんで。
そんなワガママな願いを叶えてくれる機器がないものかと探したらありました。
Sonyが販売している「nasne(ナスネ)」です。
外付けHDDのような外観ですが、サイズはマンガ本ぐらいです。
テレビを録画し、モバイルデバイスに転送することができます。
iOSとAndroidのスマートフォン、タブレット両方に対応しています。
ちなみにパソコンでも見れます。そして、BS/CSチューナーも搭載しています。
しかもこれから詳しく説明しますが、すごく沢山の長所を持ち合わせているんです。
それでいて価格は20000~23000円程度と普通のレコーダーに比べると安い。
そしてこれも後述しますが、設置も簡単で、設置後にVideo & TV sideViewというアプリをインストールするだけで使うことができます。
(対応アプリがいくつかあって、torneモバイル、nasneアクセス(Android端末のみ)というアプリもあるんですが、これらは録画番組のダウンロード(持ち出し)ができません。
http://www.jp.playstation.com/nasne/apps/
よって以降アプリとして紹介しているのはVideo & TV sideViewのことです)
では、早速紹介していこうと思います。
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利点1:録画番組をiPhone、iPad、Android端末にWi-Fi経由でダウンロードして外出先で視聴できる
僕が求めていたのがまさにこの機能。通信料がかからないように自宅でダウンロードでき、かつ面倒なコード接続なども不要。本体を無線ルータに繋ぐことで、Wi-Fi経由で録画番組をスマホやタブレットにダウンロードできるnasneならそれが可能です。
これにより、ストレスフリーかつ通信料を気にせずに、好きな番組を、自分の好きな時に、好きな場所で見ることができます。
僕はトーク番組など音声だけで内容がわかるものは車の中で、じっくり画面を見たいものは電車の中などで視聴しています。音声だけでいいものは、ランニングしながらラジオのように聴くこともあります。
テレビってリアルタイムの視聴もいいんですが、録画して視聴する方がいいと思ってます。CMや見なくていい場面を飛ばせるし、放送時間に縛られないので、時間を有効に使えます。
ダウンロード操作はアプリから行います。録画した番組をタップして転送ボタンを押すだけで、Wi-Fiを経由してダウンロードが始まります。
1番組あたりの容量は1時間の番組で450MBくらいですね。標準画質で。
1~2分もあればダウンロードできます。バックグラウンドでも落とせます。
画質は録画するときに選べて、3倍(標準画質)と1倍(高画質)が用意されています。
利点2:放送中、録画済みの番組をネットワーク経由で視聴できる(外出先でも)
ダウンロードしなくても通信を介して番組を視聴することができます。こちらは、放送中の番組も視聴できます。ホームネットワークの外でも大丈夫です。通信料が気になるので、LTE経由で視聴することはしませんが、カフェのWi-Fiに繋いで見る分にはいいと思います。ただ、外出先だとあまり安定しない感じはあります。
それよりもオススメの使い方としては、風呂で番組を見たいときや、家族で見たい番組が違ったとき、リビングにしかテレビがないけど自分の部屋で番組を見たいときなどに便利な機能だと思います。
利点3:外出先からもアプリで録画予約ができる
これはマジで嬉しい。
外出先で、当日に放送される面白い番組の存在を知ることがあります。でも予定があってその時間までに帰ることができない。「ああ、視聴も録画もできんがな。」
よくあるパターンです。そんなときでもnasneなら大丈夫。外出先でもスマホのアプリから番組表を開いて録画予約を行うことができます。もちろん家に帰らなくても予約は有効になっています。素晴らしい。nasne大好き。
利点4:目次でジャンプ機能
録画した番組にはシーンやコーナーで区切った目次が自動でつきます。
その目次を選択することでその場面にジャンプすることができます。
例えば特定のコーナーだけが見たいときや、音楽番組などで「このアーティストにしか興味ないんだよね」ってときには、目的のシーンにジャンプできるので便利です。
見たい部分が限られている場合はそのシーンにジャンプして効率よく視聴することができます。
他にも便利機能色々
特定の出演者を指定して出演番組一覧を見れる
番組表で番組をタップすると詳細情報とともに出演者一覧が表示されます。この中から気になる人物をタップすると、その人が出演している番組が一覧で表示されます。
「この人が出ている番組は全部チェックしたい」というときに便利です。
番組表をキーワード検索できる
出演者名や特定キーワードで番組を検索することもできます。
お気に入り番組表
あらかじめキーワードを登録しておくとそれに引っかかった番組がこの表に表示されるようになります。絶対にチェックしておきたい芸能人やキーワードがあれば登録しておくと便利です。
ブックマーク機能
好きな番組をブックマークできます。
毎週絶対見る番組は毎週録画するように設定しておけばいいんですが、好きだけどその週の番組内容によって録画したい時と、しなくていい時があるという番組もあります。
そんな時は、番組をブックマーク登録しておいて、週ごとに内容を確認してから予約する/しないを決める、という使い方ができます。
予約録画ランキング
ジャンル別に予約録画数のランキングってのもあります。
人気番組を見逃したくないときに便利です。
もちろんCMは飛ばせるよ
ボタン1つ押せばでCMは飛ばせます。
1番右側のボタンでCMを飛ばせます。右から2番目のボタンは15秒送り。左から2番目のボタンは10秒戻しです。5秒の差があるので微妙な調節ができます。
注意点
スマホアプリのダウンロードに別途600円が必要
スマホ視聴にはアプリをダウンロードしないといけないのですが、なぜかコレが有料です。600円。なんでまたココで金払わなきゃいけないんだよ思いますが、アプリがないとnasneがほとんど無用の長物となってしまうので、ココはそういうもんと思って払ってあげましょう。
PC用のアプリは3000円くらいします。
録画番組を”テレビで”視聴するためにはPS3かPS4が必要
もともとPS3に繋いで使用することが想定されたtorne(トルネ)の進化系として登場した名残でしょうか。テレビ視聴にはPS3かPS4が必要です。ただ、ソニー製のテレビかレコーダーでも大丈夫なようです。
テレビでも視聴できるに越したことはないですが、もともと外出先での使用を想定していたので僕は問題になりませんでした。
その他
- 外付けHDD接続して、録画量を増やすこともできます。ちなみに今のモデルのnasneの容量は1TBです。
- nasneを外付けHDDとして文書ファイルなどを保存することもできます。無線でバックアップとれるのでいいですね。
接続・設置・設定方法(超簡単です)
これがnasneです。
裏側はこんな感じ。
サイズはマンガ本くらい。
厚さも薄いです。
設置もただコード類を挿すだけです。
- 付属のCASカード挿入
- 電源コード接続
- 無線ルータとLANで接続(LANケーブルも付属してます)
- アンテナコードを接続
- テレビがある場合、nasne→テレビのアンテナコード接続
そして、設置が終わったらアプリをインストールします。(torneモバイル、nasneアクセス(Android端末のみ)というアプリもありますが、録画番組の携帯端末へのダウンロード(持ち出し)ができません。)
無料アプリをインストール後、iOSでは課金、Androidでは有料プラグインを購入する必要があります。
録画したものをMacで見たいという方はこのアプリが必要です。
Mac向け DTCP-IPプレーヤーアプリ StationTV Link [ダウンロード]
そしてアプリからnasneに接続して(同じネットワーク内にいたら簡単に繋がります)、地域を指定してチャンネル登録するなどの簡単な設定を行うだけです。簡単ですね〜。
これがあれば下手したらテレビいらないですね。タブレットやスマホで放送中の番組も見れますから。現に僕は最近全然テレビつけてないです。まあそれはでも視聴が外で完結してるからですが。
これからテレビ買おうとしている人はnasne+スマホ、タブレットまたはPCというのも選択肢に入れていいと思います。
nasneのおかげで見たい番組を諦めなくていいようになりましたし、外出先での楽しみも増えました。冒頭でも述べましたが、車の中とか疲れてて文字を読みたくない時って動画見るのが1番効率のいい時間の使い方なんですよね。
というわけでnasne超オススメです!時間を効率的に使いたい方、外でテレビを見たい方、見たい番組が消化できていない方は是非試してみて下さい!
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