Chacoのサンダルを履き続けて3年。これ以上のサンダルには未だ出会えていない。
- シンプルで洗練されたデザイン
- 1日中歩き続けられる履き心地
- ヘビーに使ってもヘタらない頑丈さ
など、魅力を上げればキリがない。
この記事では、Chacoサンダルの長所や短所についてレビューの限りを尽くそうと思う。
口コミや評判を気にしている人の参考になれば。
- Chaco(チャコ)サンダルというブランド
- カジュアルにもドレスにも合わせられるデザイン
- Chacoサンダルを使ったコーデ
- 1日中歩き続けられる履き心地
- 走れるし、アウトドアで使えるタフさ
- Chacoサンダルの短所
- ソールを張り替えて長く使える
- 「Teva人口多すぎ」等、その他Chacoを選んだ理由
Chaco(チャコ)サンダルというブランド
CHACO ( チャコ ) サンダル 社は1989年に設立されたアメリカ・コロラド州発祥のメーカー。
当時のアウトドアフットウェアに満足していなかった創業者のマーク・ペイジェンが、靴職人だった経験を活かし、オリジナルのサンダルを製作。
快適性と耐久性に優れたサンダルは口コミで人気を呼び、多くの友人が作製を依頼。後にアウトドアブランドのトップメーカーへと成長した。
現在は足を専門性とする整形外科の力も借り、人間工学的な側面からも快適なデザインを追求している。
カジュアルにもドレスにも合わせられるデザイン
何と言ってもまずは見た目。
このシンプルにして洗練されたデザイン。
スポーツサンダルでありながら、少しドレスっぽさすら感じられる。
足の甲のあたりでストラップがクロスするデザインが最高に洒落ている。
ストラップにはいくつもカラーバリエーションがあるが、柄物にするとカジュアルさがかなり増す。
コーディネートの汎用性など、諸々考えると断然オールブラックがオススメ。
Chacoサンダルを使ったコーデ
オールブラックのサンダルなら何にでも合う。
▲モデル174cm, 64kg、着用サイズM、Tシャツ「ヘインズプレミアムジャパンフィット」、パンツ「Beams ストレッチテーパードチノ」
靴下を履くことで、ファッションの遊びの幅が広がるのもChacoサンダルの魅力。
1日中歩き続けられる履き心地
旅行の時などはこれを1日中履き続けているが、靴擦れや足が痛くなる事はない。
*履き始めた頃は踵の外側あたりに違和感があったが、履き慣らしていく過程で無くなった
履き心地の秘密はその設計にある。
▲外側からの写真
▲内側からの写真
足が触れるフッドベッド部分は、足の構造と歩行のメカニズムを考慮して立体的にデザインされている。
APMA(American Podiatric Medical Association:アメリカ足病学会)から足の健康を考えた商品に送られる「Seal of Acceptance Award」を受賞しており、医学会からも評価されているからスゴい。
走れるし、アウトドアで使えるタフさ
元々はアウトドア用のスポーツサンダル。
岩だらけの川から都会のアスファルトまで、様々な環境で履いて使える。
アウトソールには創業以来25年使っていたVibram社製のソールに変わり、今ではグリップ性能を追求するため独自開発したChaco gripアウトソールを採用。
これにより、荒れた環境でもグリップ性を発揮できるようになっている。
ぼくは千葉の鋸山なんかもコレで登ったし、海に行くときもこれを履いている。街中でももちろん。
足にフィットするデザインと高いグリップ性能のおかげで、サンダルでありながら走ることだってできる。
フッドベッドにはポリウレタンという高密度でタフな素材を使用。荷重負荷にも耐え、クッション性が長持ちするようになっている。
Chacoサンダルの短所
このとおりChacoはルックスと機能性が両立した素晴らしいサンダルだが、1つだけ欠点がある。
それは、手を使わないと脱げない事。
履くときもストラップの締め方にコツがいるが、こちらは慣れればそんなに苦ではない。
問題は脱ぐとき。ストラップで足にフィットさせている関係で、どうしても脱ぐときには手を使ってストラップを緩める必要がある。
この作業が若干煩わしく感じる時がある。
これまでの経験から、サンダルというのは手を使わなくても脱げるものと頭に刷り込まれているのが大きいと思う。
歩きやすさなどの機能性のためと思えば、目をつむれるレベルでの短所ではある。
ソールを張り替えて長く使える
A&F直営店に持ち込むか、送付することでソールの交換やウェビング(ストラップ)の交換ができる。
新しく買うより安く済んで、長く使うことができる。
Chacoサンダル社の、ゴミを減らして地球環境を守りたいという思いから続いているサービス。
「Teva人口多すぎ」等、その他Chacoを選んだ理由
Chacoを選んだ理由の、ちょっとしたものについてここにまとめる。
- トウループタイプのサンダルは嫌だった
- Tevaサンダルは履いている人多すぎ
- いつでも買える定番品がよかった
- 無料で試着できるAmazonで買える
ストラップを親指の周りにループさせて固定する「トウループ」タイプは避けたかった。親指と人差し指の間にストラップが当たって痛くなる事が多いからだ。
ちなみにChacoにもトウループタイプのサンダルもあるが、ぼくはNOトウループタイプ一択だった。
スポーツサンダルといえば、Chacoと一緒によく名前が上がるのがTeva。
むしろこちらの方が有名だ。メジャーすぎて夏場に街を歩けばみんなTevaのサンダルを履いている。本当に文字どおり「みんな」履いていて、流石にこれはカブりすぎると思ってTevaは候補から外した。耐久性もChacoの方が優れているという話だし、デザインもこちらの方が気に入っている。ストラップがクロスしてる部分がやっぱり好きだ。
長く愛されている定番品だというのも大きなポイントの1つ。それだけ優れた製品だという事が多くの消費者によって証明されているという事だ。さらに買い替えの際またイチから選びなおさないといけないというストレスも無くせる。
また、無料で試着・返品ができるAmazonで買えるというのも大きかった。通販で買い物に行く手間と時間を省け、それでいて試着もできるというのはありがたい。
Chacoを長く履き続けてわかったこと。
それは、このサンダルが「見た目も履き心地も納得できて、街でもアウトドアでも使える万能の一足」だという事だ。
本当に買ってよかったし、これからも長く履き続けていきたい。