服や靴などを買う時は定番品を買うようにしている。
ここでいう定番品とは
”365日手に入る、あるいはシーズンが来れば必ず販売される商品”
のこと。
自分の所持品を定番品で固めておくと、買い物に伴う様々なストレスを排除する事ができてオススメだ。
選択には膨大なエネルギーを消費する
▲靴は「Onのクラウド」を買うと決めている
何かを決めるという行為には膨大なエネルギーを消費する。
特にお金を使う「買い物」という行為では、失敗しないようにと頭の中で様々な検討を行う。
例えば、靴を買うとしたら、
- サイズが小さすぎて足が痛くならないか
- サイズが大きすぎて歩きにくくないか
- デザインは気に入ったか
- 素材は希望のものか
- 持っている服と合わせやすい色か
など、検討項目は多岐に渡る。
「デザインは良いけど、色がちょっと」「気に入ったけど予算をオーバーしてる」という感じで、自分の条件に合うものを探し出すのはなかなか苦労する。疲れる。
そうやって苦労して探した結果、選んだものが何かの限定品(あるいは来年には売られているかわからない一過性の製品)だった場合。
その限定品の靴を履き潰して新調する時には、その製品は売られていない。
だから、また自分に合う製品を探すのに、悩んで迷って苦労しないといけない。
一方、買ったのがいつでも売られている定番品だった場合。
1度選んでしまえば、再び同じものを買い直すだけで済む。
「選ぶ」というあの面倒くさい工程を省く事で、それに伴うストレスと時間を省く事ができる。
これが本当に楽で良い。
必要に迫られた買い物は大きなストレス
▲リュックは「Cote&Cielの「Nile Rucksack」
特にこれが必要に狭られた買い物だと、ストレスは大きく膨れ上がる。
例えば、「来週デートがあるけど、靴がボロいから新しいのを買わなくちゃいけない」となった場合。
こうなると買い物に〆切が設けられる。
〆切がなければ、万が一条件に合うものが見つからなくてもまた今度買えばいい。
だけど、〆切があると絶対にそこまでに買い物を済ませないといけない。
なかなか条件に合うものがない事にイラつきながら、それを見つけるまで帰れない。
いよいよ時間が差し迫れば、最悪の場合、妥協したものを買わなければいけなくなる。これもまた大きなストレスだ。
もし自分の中の「定番品」を見つけていれば、このような大きなストレスも回避できる。
できれば通販で買えると良い
▲パンツは「ビームスのストレッチテーパードチノ」を買うと決めている
もはや買う物が決まっていれば実店舗で商品を手に取る必要もない。
通販で買える物だと、買い物の手間と時間をさらに省く事ができる。
ただ、注意したいのが「定番品もたまにマイナーチェンジしている事がある」ということ。
例えば、ぼくがいつも買っている定番品「ビームスのストレッチテーパードチノ」。
あるときマイナーチェンジされて、同じMサイズでもシルエットが少し変わっていた。
この時の変更は自分の中では許容範囲だったが、それを超える変更がされるケースも想定しておかなければいけない。
そういう意味では、返品無料で試着できるAmazonなどで買えるものにしておくと安心だ。
定番品のアップデートはストレスにならない
▲タオルは「ブルーム今治タオル」を買うと決めている
もちろん、1度決めた定番品を別の製品にアップデートする事もあるだろう。
買っていたものが廃盤になったり、ライフスタイルの変化で自分に合わなくなったときなど。
しかし、そういうアップデートの機会はごくたまにしか発生しない。
ごくごくたまになら選ぶという作業も楽しい。
あと、自分が使っている定番品を上回る別の定番品をたまたま見つけた場合。
こちらもアップデートのきっかけとなるが、これは偶然見つけたのであって、能動的に探していたわけではないので特にストレスは生まれない。
必要に迫られて買い物させられる時に大きなストレスは生まれる。
人生が完成に近づいている感覚になれて楽しい
▲財布は「abrasusの小さい財布」
もし失くしたり、傷つけたりしてしまっても、いつでも買えるという安心感はかなり心強い。
まだ、すべてのモノをそういった定番品で固められているわけじゃないが、だんだんと揃い始めている。
- パンツは「ビームスのストレッチテーパードチノ」
- 靴は「Onのクラウド」
- 財布は「abrasusの小さい財布」
- サンダルは「Chaco」
- タオルは「ブルーム今治タオル」
- ハンガーは「MAWAハンガー」
などなど。
自分の中の定番品が決まっていくと、自分の人生が完成に近づいている感覚になって楽しい。
ドラクエで伝説の装備を揃えていっているような感覚。
まあ何より、選ぶ手間が減るっていうのが本当に楽というのが1番でかいけどね。