楽して情報収集したい。
どうもノンストレス渡辺(@season_of_nabe)です。
情報収集のツールとしてRSSリーダーというものがあります。
数年前にけっこう流行ったツールですが、今はかなり落ち着いた感があります(GoogleもRSSリーダーから撤退しましたしね)。
だけど、まだまだ利用価値のあるツールです。
RSSリーダーとは何かというと、
よく見るWebサイトをこのRSSリーダーに登録すると、そのWebサイトの新着記事がRSSリーダーに表示されるようになる、
というもの。
▼こんな感じです
つまりブックマークから1つ1つお気に入りのサイトを開かなくても、RSSリーダーを覗くだけでサイトの更新状況(新着記事)をまとめてチェックでき、大幅な時短ができます。
なので、不定期更新のサイトやブログなどのチェックにRSSリーダーは威力を発揮します。
毎日更新されるサイトならそのサイトに直接アクセスしてもいいんですが、
そうでないサイト、更新されてるかわからないサイトを毎日新着記事チェックするのはダルいですからね。
そのサイトのTwitterをフォローしていても、新着記事のツイートを見落とす恐れもあるし。
(更新頻度の高いサイトを登録してもいいんですが、フィード(新着記事)が大量にたまるので鬱陶しくなることも。まあその辺は好みの問題ですね)
そんなRSSリーダーですが、いくつか種類があります。
というわけで、
もっともノンストレスで使いやすいRSSリーダーは何か?
の疑問に答えるべくアプリの比較をしました。
現在のRSSリーダーはFeedlyとinoreaderの2強
RSSリーダーで1番有名なのはFeedlyだと思います。
RSSを使ってる人は、だいたいみんなこれを使っています。
Google RSSリーダーが終了した時も、その移住先の最有力候補がFeedlyでした(僕も当時Feedlyに避難しました)。
ただUIが英語表記なので、日本語表記のRSSリーダーとしてinoreaderを使っている人もけっこういるようです。
基本的な機能や使い方は同じ
この2つはどちらもRSSリーダーなので基本的な機能、使い方はいっしょです。
アプリの検索窓にサイトのURLを入力して、RSSリーダーに登録すれば新着記事がチェックできるようになります。
▼もう1回画像を張りますが、こんな感じで、登録したサイトの新着記事を取得できる(画像はFeedly)。
その他、共通にある機能としては、
- フォルダ分け機能(グルメ情報サイト、音楽系サイトのようにグループ分けできる)
- 記事の「あとで読む」「お気に入り追加」の機能
などです。
▼カテゴリを自分で作成し、登録したサイトを分類できる(画像はFeedly)
Feedlyとinoreaderの比較 違いは何か?
ではこの2つは何が違うのか。
長所・短所をまとめる形で、両者を比較してみます。
inoreader | feedly | |
長所 |
・表記が日本語 ・Googleアラート*が登録できる ・iPhoneの(safariなどの)アクションボタンから購読登録ができる |
・記事一覧画面でサムネイル(アイキャッチ)画像がきちんと表示 |
短所 |
・記事一覧画面でサムネイル(アイキャッチ)画像がきちんと表示されない ・UIが(やや)洗練されてない感じ |
・表記が英語 ・Googleアラートの登録が有料** |
*Googleアラートとは、キーワードを登録することで、そのキーワードを含むWeb記事を自動で収集してくれるGoogleのサービス
**feedlyも昔はGoogleアラートを登録できたんですが、今では課金しないと登録できないようになってしまいました。昔から登録していたアラートは今でも無料のままチェックできるようです
こうして見ると、inoreaderの方が長所が多い感じがします。
feedlyはinoreaderの短所が無いのが長所、という感じ。
基本機能は一緒なので、ぶっちゃけどちらを使ってもそんなに不都合は無いと思います。
上記の長所・短所を比べた上で、あとは好みで選べばいいでしょう。
ぼくがfeedlyを選んだ理由
で、ぼくはというとfeedlyを使っています。
その理由は以下。
- サムネイル画像が表示されるのはけっこう重要
- 使い方は簡単なので英語表記でも問題ない
- GoogleアラートはGmailでチェックするのがベスト
サムネイル画像が表示されるのはけっこう重要
サムネイル画像ってけっこうな情報量を持っていて、
これがあるだけで記事の中身がだいぶイメージできるようになります。
逆に、これがないと記事タイトルだけでその記事を読むか読まないか判断しないといけないようになります。
▼inoredearの新着記事画面。画像の取得がうまくいっておらず、著者の画像がこれでもかと羅列されている。少し不気味だ
▼feedlyの新着記事画面。サムネイル画像が表示され、記事の中身がイメージしやすい
記事の中身がイメージできないとどうなるか。
ホントは読むべきだった記事をスルーしたりとか、読まなくても良かったものを開いてしまったりとか、けっこう判断ミスを犯してしまうんですよね(特に前者が多い)。
で、時間を浪費してしまう。
記事の一覧表示でサムネイルはけっこう重要ですよね。
使い方は簡単なので英語表記でも問題ない
RSSリーダーの操作としては、
Webサイトの登録
↓
フォルダ(グループ)分け
↓
記事の閲覧
ぐらいで特に複雑なこともしません。
なので、英語表記でもこれといって困ることはなく、そんなに短所でもないと感じています。
GoogleアラートはGmailでチェックするのがベスト
inoreaderの長所で1番大きいのがGoogleアラートを登録できることです。
ですが、このGoogleアラートはGmailアプリでチェックするのが1番いいと思っています。
なぜか?
それは、
Gmailだとアラートに登録したワードが記事中のどの位置にあるか表示してくれるから。
▼下の画像はGoogleアラートをメールとしてGmailで受診した画面。アラートに登録した「ストレス」というワードが太字になっており、記事中でどういう文脈で登場するか見ることができます。
下がinoreaderの画像。
▼記事一覧画面(登録したキーワードは「大森靖子」)。取得した記事のタイトルのみが表示。
▼上の一覧の記事をワンタップすると記事詳細が表示されるが、、、
キーワードである「大森靖子」が記事中のどこに出てくるかは開いてみないとわからない。
この機能の何がありがたいのか?
キーワードが記事タイトルに含まれる場合はこの機能なくてもいいんです。
でも、そうじゃない場合。
タイトルを見ただけじゃこのキーワードがどういう形でその記事に関連しているのかわからないことが多々あります。
そんなとき、記事中のキーワード登場部分をピックアップしてくれると、その記事が自分にとって読む価値のある記事なのかの選別がかなりしやすくなります。
自分にとって必要のない記事を開くことがなくなるので、かなり時間と労力の無駄を省けます。
ちなみに、feedlyのGoogleアラートでも、このGmailのような太字表示機能はないです。
Gmailのフィルター機能を使えば、受診Boxに入らないようにすることも、専用のフォルダ(ラベル)にまとめることもできるので使い勝手も悪くないです。
Googleアラートの登録とGmailでの自動カテゴリ分けのやり方
GoogleアラートとGmailで情報収集してみたい人のために、その使い方も書いておきます。
Googleアラートの登録の仕方は下記記事を参考にしてください。
▶︎Googleアラートとは?いち早く気になる最新情報を手に入れる方法
アラートをRSSフィードとして受信しなければ、自分のGoogleアカウントと紐づけられたGmailにアラートが届きます。
でもそのままだと普通のメールと同じように受信BOXにどんどん溜まっていくので、フィルタリング機能を使って、
- メインの受信ボックスには入らないようにする
- アラートで登録したキーワードと同名のラベルを貼り付ける
ということを自動で行う設定をします。
自動でアラート専用のフォルダに放り込んでいくようなイメージです。
方法は以下。
*2018/04/17現在、以下の操作はPCでしかできません。
まずはラベルを作成します。 ここでは「ストレス」というラベルを作ります。
最後に作成ボタンを押せばラベル作成完了です。
続いて、フィルターの設定。
右上の歯車ボタンから「設定」をクリック。
「フィルタとブロック中のアドレス」をクリック。
「新しいフィルタを作成」をクリック。
最後に「フィルタを作成」をクリック。
以上で終了です。
これで、「ストレス」というラベルをクリックすれば、登録したアラートが見れるようになります。
とまあ、そんな感じでぼくはfeedly(とGmail)を選びました。
どうしても日本語がいいとか、
どうしてもGoogleアラートも含め一元管理したい、
という人はinoreaderでもいいと思います。
自分のニーズにあったRSSリーダーで、効率よく、ストレスなく情報収集したいですね。