この記事は
・製薬会社への転職で年収をアップさせる転職活動の流れ・ポイント
・オススメの転職エージェント
を知りたい人に向けて書かれています。
こんにちは。
以前の記事にも書きましたが、昨年ごろからぼくの周りでは転職していく人が続々と増えています。
ぼくも、昨年末に転職活動を始めてたんですが、そのときに転職に成功した(=年収アップ、キャリアアップを果たした)友人たちに転職活動のコツをがっつり聞きだしました。
なので、その情報を整理するために、このブログ記事にまとめようと思います。
同じく転職でキャリアアップを考えている方にはかなり役に立つ情報となっています。
*以下、会社の同僚2人(2人ともJACリクルートメントという転職エージェントを使ってそれぞれ別の外資系製薬企業に転職した)へのインタビューをまとめたものです。
現代社会の転職事情
まずは、「実際のところ転職ってアリなのかナシなのか?」について軽く聞いてみました。
日本は終身雇用で年功序列だから、転職は待遇面で不利だとよく聞くけど。
実際のところはどうなの?
あー、それは真に受けなくていいよ。
高度経済成長期からの終身雇用・年功序列制はもう崩壊しつつあるよね。業界にもよるけど。
ぼくらがいる製薬業界や外資系企業なんかは転職はよくあることで、募集も多くあります。
年収は下がらない?
うん。年収も必ずしも減るわけじゃない。実際僕の場合は増えます。
もちろん、ぜんぜん別の業種への転職なら年収が減ることの方が多いだろうね。
だけど、同業他社への転職、あるいは他業種でもこれまでの経験を活かす転職であれば、年収UPを含めたキャリアアップが充分可能だよ。
転職がすぐさま待遇悪化に直結するわけではないということですね。
羨ましいことに今回話を聞いた友人は2人とも年収が上がっていました(もちろん、転職した知り合い全員が年収アップしたわけではないです)。
転職サイトと転職エージェントを使い分ける
続いて、転職サイトと転職エージェントの使い方について、経験者の話を聞いてみました。
転職活動にはエージェントを使った方がいいって聞いたことがあるんだけど、転職サイトと転職エージェントって何が違うの?
転職サイトは、求人情報がたくさん掲載されているサイトだね。
大学時代の就活でリクナビとかマイナビとか就活サイトを使ったことがあると思うけど、あれの転職活動版だと思ってくれたらいいよ。
なるほど。
他にも、サイトによっては色んな会社の転職エージェント(後述)と転職希望者をつなぐ場になっていることもあるようです。
例えば、転職サイトであるリクナビNEXTに登録して、詳細なプロフィールやどんな会社に転職したいか?という情報をがっつり入力すると、色んな転職エージェント(リクルート社に限らず)からオファーが届くようになります。
で、エージェントって何?
転職エージェントは、求人を出している企業と転職希望者の間に立って、いろいろとやり取りをしてくれる人。
サイトに登録して所定の手続きをすると、自分の担当となるエージェントが付いてくれるよ。
このエージェントがいてくれるおかげで、ぼくらは採用までは応募した企業とほとんどやりとりすることはないよ。
しかも無料で利用できる。
え、無料!?
そんなに色々やってくれるのになんで無料なの?
彼らが、求人に沿った転職希望者を企業に推薦し、その人の採用が決定すると、その転職希望者の想定年収の何割かが企業から報酬として支払われる仕組みだからだよ。
なるほど。向こうにもインセンティブがあるのね。
つまり、僕らと転職エージェントはある意味利害が一致しています。
だから、エージェントはこの人ならこの求人に受かると信じられる人を企業に紹介するし、書類のチェックや選考を受ける企業の選定、面接対策など、受かるように精一杯サポートをしてくれるんです。
よっぽど転職に慣れている人なら、転職サイトの求人情報だけで効率よく転職することもできるだろうけど、
初めての転職なら絶対エージェントを使った方がいいよ。無料だしね。
個人的には、エージェントがいたおかげで新卒よりも転職のほうがラクだった。
まとめると、よっぽど転職に慣れている人以外は、エージェントを使わない手はないということですね。
製薬会社のオススメ転職エージェント・サイト
どんなエージェント使ってたの?
転職エージェントは世の中にたくさんあるけど、個人的にはJACリクルートメントがおすすめです。
なんで?
こちらのキャリアプランについて、色々と細かく親切に相談に乗ってもらえたし、
その上で、外資系を含む多方面の求人から自分に合うものを紹介してくれた。
最終的に転職を決めたのもココが紹介してくれた企業だし、使って良かったと思ってる。
なるほど。キミの転職先は確か外資だったよね?
うん。給料をアップさせたいんだったら外資も視野に入れておくと選択肢がぐんと広がるよ。
JACは外資の求人にも強いね。
き、きき給料目当てで転職するわけじゃないけど、上がるに越したことはないよね!
も、もちろんそれが目当てじゃないけどね!!
(欲望をひた隠しにすることほど醜いものはないな……)
給料を上げるためには、そういうハイクラスの求人を持っているエージェントに登録することが第一条件。
そもそもそういう求人を持ってないエージェントといくら話し込んでも、給料が上がるわけないからね。
確かに。
JACを使ってて欠点に感じたことはある?
欠点としては、担当により、当たりハズレがある印象があることかな。
ハズレだと思ったら、担当を変えてもらった方がいいよ。
なるほどね。
JACリクルートメント。初めて聞く名前だなあ。
みんなが知ってるような最大手のエージェントは、確かに受かる企業を紹介してはくれるよ。
だけど、JACリクルートメントの方がこちらの今後のキャリアプランまで考えた求人を紹介してくれた。
とにかく転職させることを目的にしているというスタンスが無かったね。
エージェント側は転職させれば報酬が発生するので、とにかく受かりそうなところにねじこもうとする人もいるようです。
だけど、本当に優秀なエージェントは無理に転職をさせるようなことはしないよ。
そんなことして転職者がすぐに辞めちゃったり、テキトーな人材を転職させていたら、そのエージェント企業はクライアント(求人企業と転職希望者)からの信頼を失くして、仕事がなくなってしまうからね。
なるほど。長い目で見れば確かにそうだね。
転職エージェントを選ぶ上で重要なのは「本当に自分のキャリアのことを考えてくれているか?」ということです。
じっくり話してみて「この人は信頼できない」と思ったら、時には担当を変えてもらったり、そのエージェント企業からは身を引く勇気を持つことも必要です。
信頼できるかどうかは、担当になった人 本人と実際に話してみないとわからないのが難しいところですね。
僕が経験者から聞いたおすすめはJACリクルートメントでした。
他にも、給料UPを目指して転職するならビズリーチというエージェントもオススメです。
こちらは、このような感じでハイクラス求人を中心に取り扱っている会社です。
無料会員登録すると、非表示になっている企業名が見れるようになります。
自分の専門性を活かして、給料をアップさせたい人にはおすすめです。
ちなみに、管理しきれなくなるので、使うエージェントは2~3社までにしたほうがいいよ。
僕は6社ほど使って大変なことになった(笑)
エージェントの登録しすぎには注意しましょう!
転職の流れとポイント
転職活動の大まかな流れはこんな感じ。
転職サイト・転職エージェント登録
↓
転職理由・キャリアプランなどを練る
*エージェント相談しながらでもできる
↓
『履歴書』と『職務経歴書』の作成
↓
志望企業の検索・志望動機の考案
↓
書類選考
↓
面接(1~3回。2回が多い。)
まずは転職サイトに登録するところから始まるのかぁ。
そうだね。
ぼくはエージェントと話して志望動機とか、転職理由とか、キャリアプランを固めていった感じだった。
だから、転職に悩んでる人はとりあえず登録して、求人を見たり、エージェントと話すだけでも役にたつ情報は得られると思うよ。
ただし、エージェントと1回面談すると、それ以降、求人情報のお知らせなどがエージェントから来るようになるそうです。
登録して求人見るだけならいいけど、電話などでエージェントと面談する前にはちょっと注意したほうがいいですね。
ちなみに、「志望動機」「転職理由」「キャリアプラン」の3つは、企業を探すときにも、面接のときにも重要になってくるから、よーーーく考えておいた方がいいとのことでした。
活動に必要な書類はどんなのがある?
履歴書と職務経歴書の2つだね。
履歴書は就活でも使ったあの履歴書。
職務経歴書は、自分がどんな仕事をしてきたのかについて掘り下げて、A4用紙1枚くらいに簡単にまとめたものだよ。
職務経歴書か。転職活動ならではの書類だね。
職務経歴書の書き方の詳しい説明はこちらを参照してください。
書類選考はどのくらい通るもんなの?
職務によるけど、僕の場合はここの合格率は半分くらいだった。
ここでは企業が求めるスキルと転職希望者のスキルの合致を見ます。
なので、受かるときは受かるし、受からない時は受からないね。
面接のポイントは?
エージェントと面接対策をしっかりやってください。
さっきも触れた3つのポイント(「志望動機」「転職理由」「キャリアプラン」)について整理することを忘れずにね。
ここが明確に言えるかが評価の分かれ目だから。
なるほど。キャリアプランなんて普段あんまり考えないから、しっかり練らないとなぁ。
あとは慣れです。マジで(笑)
「慣れ」という身も蓋もない言葉が出ましたが、確かに新卒就活の時も慣れが重要でしたね。
あと、面接でよく聞かれる質問というのが当然あるので、想定問答集は作っておいた方がいいですよ。
おまけ:現職との兼ね合いについて
仕事しながらの転職活動は大変じゃなかった?
そうだね。面接は基本的に平日にあるから、有給を取らないといけない。
あんまり休むとみんなにバレるので、状況をみつつ、慎重に進めるのが理想です。
コツはあまり多く書類審査を出し過ぎないこと。
新卒のときは「数撃ちゃ当たる」で書類出しまくってたけど、確かに転職活動は時間が限られてるからねぇ。
ぼくは書類を出しすぎて、3ヶ月で有給を10日以上使うはめになったね。。。
「バレるの上等」であればいいかもしれませんが、おすすめはしません。
んー、バレるのはちょっと気まずいね(笑)
あと、エージェントは結構平気で平日昼間なんかに電話してくるね。
急ぎの案件の場合もあるので、社内で電話できる場所を確保しておいたほうがいいかも(笑)
地味に参考になる情報あざーした(笑)
まとめ
- 初めての転職では信頼できる転職エージェントを活用し、がっつり話し合いながら転職活動した方がいい
- 年収アップのコツは「経験を活かした転職」「外資やハイクラスの求人など多くの選択肢から応募企業を絞り込んでくれるエージェントの利用」
- 利用するエージェントは2~3社にとどめておいた方がいい
実際の成功者に聞いた限りでは、信頼できるエージェントと出会えるかどうかが成功の鍵になるようですね。
「自分のキャリアのことを考えてくれているか?」という視点で、担当になったエージェントが信頼に足るか見極めるようにしましょう。
ぼくもこの話を聞いてやる気が出てきた。
というわけで、まずはJACリクルートメントに登録しました。
では、皆さんもよい転職を。
参考リンク▶︎JACリクルートメント公式サイト
転職の心構え、転職先企業の選び方などはこちらの記事を読めばわかります。
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