仕事・学校がある平日、どうしても眠くて集中できないことってありますよね。
そんな時は思い切って1回仮眠をとったほうが、頭がスッキリして生産性が上がるということは皆さんも経験の上で実感できているのではないでしょうか。
しかし、会議や授業・講義の最中は我慢できない程に眠いのに、いざ休憩時間などの寝てもいい時間帯に昼寝しようとすると何故かうまく眠れないことってことないですか?
そうしているうちに休み時間は終わり、業務や授業が再開されるとまた眠くなる。
んでだよ!ふざけんなよ、俺の身体!!
と叫びたくなります。
ぼくも何も考えずに昼寝してたときの成功率は50%ぐらいでした。
しかし、以下の方法を実践するようになってからは90%ぐらいにまで上がったんです。
合わせて読みたい
今日から睡眠の質を爆上げする方法まとめ
基礎知識
ここで書くのは昼寝・仮眠をとる際の基礎的な知識のおさらいなので、そんなことは知っているという方は飛ばして頂いても大丈夫です。
Naverまとめとかでよく見るような内容で、特に新規性はないです。
寝るのは20分程度にする
長く寝過ぎると脳がマジ寝モードになるため、起きた時にかえって眠くなってしまいます。
20分ぐらいで起きると頭がすっきりします。
寝過ぎないために、携帯のアラームは絶対に設定するようにしましょう。
寝る前にコーヒーを飲むといい
昼寝まえにコーヒーを飲むと、起きた頃にカフェインが効いてきてより頭がスッキリします。
ちなみに、カフェインは常用していると効果が薄れますので、普段はなるべくデカフェ(カフェインを摂らないように)して、ここぞという時(眠くてたまらない時)に使うのが効果的です。
ずっと同じリズムを刻む音楽を聴く
単調なリズムの音を聞き続けると眠くなるのは実験でも証明されているようです。
クラシックなど聴きながらねるといいでしょう。
僕は、バイオリンの音が寝るのには邪魔に感じるので、ピアノの独奏を好んで聴きます。
これがあると便利
王様のうたた寝
ビーズクッションが気持ちいい昼寝用マクラです。
デスクでしか昼寝できない僕らのような社畜ビジネスマンには必携のアイテム。
学生の方もロッカーにぶち込んでおいて、眠くなったら引っ張りだしてきましょう。
アマゾンレビューにあるように熱がこもる素材なので段々熱くなってくるのですが、短時間しか寝ない(寝てはいけない)ので問題ないです。
むしろ、長時間寝てると熱くなって起きるので、寝過ぎ防止になって良いです。
昼寝を成功に導く3つの秘策
ではここからは秘策を伝授します。
これはぼくが自分で編み出したので新規の知見です。たぶん。
自分がめちゃくちゃ眠いのを我慢しているところをイメージする
これが結構効きます。
まず、いつも通り机に突っ伏します。
次に、会議とか授業・講義とか、起きとかないといけないけど眠くてしょうがなかったときのことをイメージします。
ガチで想像してください。
うまく想像できないときは、そういうことがあったときのことを思い出してください。
イメージはメタ視点(自分を遠くから眺めている視点)じゃなくて、主観的な視点(自分がその目で見ている映像をイメージする)です。
そのときあなたは思ったことでしょう。
「ああ、このまま机に突っ伏して寝ることができたらどんなに気持ちよくて、どんなに幸せだろうか。でも寝れない。」と。
寝てはいけない、寝てはいけないと我慢するほど、眠気は募っていきます。
そこまでイメージできたら、寝てください。イメージの中で。
事切れたように机に突っ伏して寝てください。
「え、でもまだ会議が」
イメージに没入しているアナタはそう思うかもしれません。
いいんです。寝てもいいです。さぞ気持ちいいでしょうね。会議中に寝るのは。
うまく行くと、眠いのをイメージしたところで、ブワーッと眠気が実際の頭の中にも現れて、気持ちくよく寝ているところをイメージしたところでフワッと眠りにつけます。
まだ意識がある場合は、繰り返しイメージします。
何でこれでうまく眠れるのかはよくわかりませんが、イメージがぼくらに与える生理学的な影響は意外に強いので、そのへんが関係しているのだと思います。
梅干しを食べているところを想像しただけでヨダレがたくさん出てくる、などもその一例ですね。
とにかく、これはよく効くのでお試しあれ。
頭のなかにある眠気・疲労を頭の中心にかき集めるイメージをする
1つ目の方法より観念的になってしまい申し訳ないのですが、この方法も効果があるので紹介します。
と言っても、見出しの通りなんですが。
昼寝をしようとしているということは、眠りに至らないとはいえ多少の眠気や疲労は感じているはずです。
それをかき集めて頭の中で1つの塊にするような感じでイメージします。
するとその塊が質量を持っているかのうように頭をガンガン揺らし始めて、眠りへと誘ってくれます。
眠りにつくまでのイメージは個人個人で違うと思いますが、とにかく、眠気を頭の中で1つに集めるようにイメージすると眠りにつきやすくなります。お試しあれ。
寝る姿勢のまま頭を酷使する
これは小難しい哲学書などを読んでいると眠くなるというあの現象を利用したテクニックです。
「眠くなる本」という表現があることからもわかるように、難しい本などで頭を酷使すると人間眠くなります。
ただ、本を読むというのは目を開けていないとできないので、寝る姿勢で目をつぶったまま頭を使うことで、眠りに至る成功率を高めます。
この条件が満たせていれば何でもいいんですが、ぼくが効果あると思った具体的な方法を2つ紹介します。
方法1.昨日の出来事を朝から順を追って詳細に思い出す
印象的な出来事は別ですが、なんでもないことを思い出すのって結構頭使いますよね。
数日前の朝食とか思い出すのに苦労すると思います。
そこで、昨日の自分に起こったことを朝から晩まで詳細に思い出します。
これなら寝る姿勢のままで行えます。
1日前が余裕で思い出せる人は、2日前、3日前と遡ることで負荷を上げることができます。
方法2.英語の音声を聞きながら寝る
英語のやり取りを聞き取るのってかなり頭使いますよね。
話すスピードが速くて、内容が難しいとなおさら。
なのでぼくは、昔買ったTOEIC本のリスニングのCDをスマホやプレイヤーに入れて聞きながら寝たりしています。
自分にとって聞き取るのが難しいレベルのものを使いましょう。
英語が得意な人は別の外国語にするといいですね。
とまあこんな感じです。
僕がやって効果があっただけ(標本数1、いわゆるソースは俺)なので万人に効くことを保証できるわけではありません。
でも、別にお金がかかるわけでもないし(英語のリスニングCDを買うなら別ですが)、効かなくても損をするわけではないので、ぜひ試してみてください。
効いたら儲けモンですね。みなさんの生産性向上に役立てれば幸いです。
ではー。
合わせて読みたい
今日から睡眠の質を爆上げする方法まとめ